先週は市原稲荷神社様にてタップダンス動画を撮影させていただきました!!神社の関係者の皆様大変親切な対応誠にありがとうございました!!感謝いたします!
動画はインスタグラムでご覧になれますので、omoyan.tap.balloonでご検索くださいませ!フォローよろしくお願いします!!😊
神社つながりなんですが、昔それこそ僕がお笑い芸人を目指していた20歳そこそこのころ、
東大阪に石切神社という神社がありその神社の参道に占い通りと言われるぐらいに占い屋さんがバァーと並んでいるというのを人ずてに聞いたので、興味本位で行ったことがありました。
石切駅をおりますと、話を聞いたとおりに、そりゃあもう占い屋さんがだぁーとならんでおりまして、
それこそ手相人相はもちろんのこと四柱推命からタロット、姓名判断、占いという占いはなんでもあるよというような感じでした。
そこで僕は少しトリッキーな
【霊感占い (あなたの守護霊とお話しします。)】
というのを選びました。(怪しいですよね。笑)
着席をすると一人のおばあさんが出迎えてくださいました。
「いらっしゃい、何を占おうか?」
僕はすかさず
「僕は将来どうなっていますか?お笑い芸人になれてますか?」
と熱い感じで質問しました。
おばあさんはしばらく目をつむり
むーんと唸りながら眉間にしわをよせたまんま動きません。
そこからなかなか返答がないので、僕は
「どうです?見えましたか?」
「どうです?」
おばあさん、じっと目をつぶって下を向いてたのですが、
しばらくするとパッと顔をあげ目をパチリとあけ、僕の目をみて、
「見えた!」
「な、何がみえましたか!?」
「、、、残念ですがあなたは動物に携わる仕事につくでしょう。」
思っていた返事と違いました。
少し残念だったのですが、僕も生まれつき頑固な性格なので、簡単には引き下がりません。
「いや、僕はお笑い芸人になりますね。」
おばあさんも占い師としてのメンツがあります。
「いやいやあなたは動物に携わる仕事につくでしょう。」
僕も引き下がりません。
「いや、僕はお笑い芸人になりますね。」
おばあさん
「いやいやいやあなたは動物に携わる仕事につくでしょう。」
僕
「いや、僕はお笑い芸人になりますね。」
おばあさん
「いやいやいやいやあなたは動物に携わる仕事につくでしょう。」
僕
「いや、僕は絶対お笑い芸人になりますね。」
おばあさん
「いやいやいやいやいやあなたは動物に携わる仕事につくでしょう。」
何ターンしたかわかりません、次第におばあさんも僕もヒートアップしてきます、
言い方も段々厳しくなってきて、
しまいにはおばあさん机をバン!とたたき、
僕を睨んで一喝します。
「動物にたずさわれ!!!」
え、ええ!!!?
め、命令形!!?笑
僕はこんな斬新な占いがあるのかと度肝を抜かれました。
「動物に携わる仕事につくでしょう。」ならわかります。
占いの範疇です。
しかし、
「動物に携われ!」となると大分話が変わってきます。笑
人の元々の運命を占うというわけではなく、
口出しをしておばあさん自ら客の運命を積極的に変えにきている。笑
い、いやこれは斬新すぎる!!笑 新しいタイプか!!笑
こ、これじゃあ占いではなくて、職安じゃないか!笑
僕はおそるおそる看板をもう一度確認しましたが、やはり職安ではなく霊感占いと書かれていました。
僕は間髪入れず
「じゃ、じゃあ僕の守護霊はなんといってるんですか!?ぼ、僕の守護霊は本当に動物に携われといってるんですか!?」
おばあさんかえす刀で
「おまえに守護霊などいない!!!!」
えぇぇぇ!俺守護霊いないの!!?悲
守護霊とお話しできます、と書いてあったから入ったのに、
自分には守護霊がいないというとんでもないオチがついて占いは終わりました。笑
席を立つとおばあさんキラリと目が光り一言
「三千円。」
え、えええ!?しゅ、守護霊いない奴からお金とるんだ。。。笑
「またいらっしゃい。」
人に怒られて三千円払うという後にも先にも経験したことのない貴重な思い出が出来ました。笑
あれから20年。
皆様ご存じの通り今僕は幸運にも動物に携わっておりません。笑
守護霊いなくても頑張って生きてます。笑
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